2003年11月30日

サーバ移動

今まで使用していたさくらインターネットのバーチャルドメインサービスからロリポップ!の独自ドメインプランサービスに変更することにした。と言うのも、Movable Typeを運用するのにさくらインターネットでは難しくなってきたからだ。どうもCGIの実行時間制限に引っかかり、サイトの再構築中にエラーが出る。さくらインターネットに問い合わせたが、実行時間制限を緩和することできないらしい。どうにもならないので、サーバを移動することにしたのだ。ロリポップ!のサービス料は月額250円という破格の料金で申し分ない。ただ、「ナウでヤングなレンタルサーバ!」というのはちょっとやめて欲しいかな。

さて、さくらインターネットに置いてあるすべてのデータをロリポップ!に移したのだが、そのままだとMovable Typeでログインすることができない。どうやらデータベースがそのままでは読めないようなのだ。試行錯誤した結果、さくらインターネット上で、Movable Typeによるエクスポートを行い、その後、ロリポップ!上でインポートすることで解決した。Going My WayというサイトでBlogデータのインポート時はID番号に注意というページを見つけたので、興味のある方は参考にしてみてはどうだろう。

まあ、どうにかこうにか今のところちゃんと動いているようだ。もし、不具合などを見つけたら報告してもらえるとありがたい。

Posted by Foota at 10:43 | Comments (1)

ロリポップ!でMovable Typeを導入するなら、MovableTypeで行こう!のインストールしよう(ロリポップ編)が参考になる。

http://cheebow.sub.jp/docmt/archives/000050.html

Posted by: Foota at 2003年11月30日 10:47

2003年11月28日

レトリック

レトリック(rhetoric)はレポート作成などに欠かすことができない技術であるが、日本ではあまり重要視されていないようだ。アメリカなどでは学校で必ず習うと聞く。それだけ重要視されているのだ。実際に、社会に出れば報告書などを書く機会も増える。しかし、レトリックを習っていないと適切な文章を書くことが難しい。

私は論文やレポートなどを作成するにあたって、学生のころから木下是雄著の「理科系の作文技術」を愛読している。文章を書くための技術がこの小さな書籍にぎっしりと詰まっている。できれば、学生であるうちに読んでおきたい良書だ。しかし、最近では少々物足りない。川喜田二郎著の「発想法」なども試してみてはいるが、これはもともとレトリックとは異なる。誰か良いレトリックの教科書を知っているならば、教えて欲しい。

Posted by Foota at 15:09 | Comments (1)

和書でレトリックは期待できないので、やっぱり洋書になるのかな。となると、このへんかなぁ。

Classical Rhetoric for the Modern Student
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0195115422/footawwwservi-22

Posted by: Foota at 2003年11月28日 15:22

2003年11月25日

スクリップス研究所

私たちはSC2003の終わった次の日にカリフォルニア州・サンディエゴにあるスクリップス研究所(The Scripps Research Institute)に向かった。共同研究のミーティングのため、David A. Caseに会いに行ったのだ。MDシミュレーションに携わっている人なら知っているだろうが、David Caseは、世界的に有名なMDプログラムAMBERの第一人者である。

スクリップス研究所

ミーティングの後、David Caseたちと一緒に、近くのイタリアンの店にランチを食べに行った。私はBLTサンドイッチを頼んだのだが、なかなか美味しかった。サンディエゴは町並みもきれいで、近くにビーチもあり、滞在するには楽しそうなところだ。機会があったら、また行ってみたい。

Posted by Foota at 14:05 | Comments (0)

SC2003

アリゾナ州・フェニックスで開催されたSC2003は、11月15日から21日までが開催期間だったのだが、一般の人々が入場できるのは18日から20日までであった。連日、多くの人たちが詰め掛けて賑わっていた。私たちのブースは会場の入り口から近いこともあってか、たくさんの方に見てもらうことができたようだ。

GRAPE Projectsのブース

私たちは理研と東大との共同研究としてGRAPE Projectsと題し、研究の成果を発表した。写真の中央に見えるスクリーンでは、MD専用計算機MDGRAPE-2を使用したリアルタイムMDシミュレーションの結果を表示していて、偏光フィルターを使った3D表示になっている。また、手前に置いてあったPHANTOMという装置によりインタラクティブに、つまり分子を構成する原子を実際に触ったり、動かしたりしながら、シミュレーションを行うこともでき、実際にそれを実演していたのだ。なかなか好評であった。

ところで、GRAPE-6開発者の牧野さんがゴードン・ベル賞を受賞しました。おめでとうございます。

SC2003 会場風景

SC2003の会場はかなり広く、さまざまなブースがひしめき合っていた。Intel、Sun、Microsoftなどの有名メーカーから、NASA、ロスアラモス研究所などのアメリカを代表する機関や研究所もあった。さすが、スーパーコンピュータの国際会議だ。あまり、時間がなくてそれほど見回ることができなかったのだが、SGIのブースで、実写のアメリカ大陸をズームアップしていって、最後には1軒の家にまで拡大していたのは面白かった。

ところで、会場での食事に限らず、フェニックスでの食事はあまり美味しくなかった。サンドイッチのパンはパサパサしているし、味付けもいまいちである。それなりの値段のするレストランはまあまあであったが、それでも、とても美味しいというわけではなかった。やっぱり、食事をするなら日本がいい。

Posted by Foota at 13:43 | Comments (0)

2003年11月18日

アリゾナ・フェニックスへ

今、アメリカ・アリゾナ州の州都フェニックスにいる。SC2003(Supercomputing Conference 2003)に参加するためだ。しかし、ここまで来るのに結構苦労した。

まず、アメリカ入国の際、空港でセキュリティチェックを受けたのだが、これがまた大変時間のかかるものだった。荷物をすべて開けられ、財布やベルトはもちろん、靴まで脱がされた。しかも、靴は再検査だ。確かにイラクの問題があるし、テロの対策は慎重にやらねばならないだろうから、仕方がないのだとは思うが、それでも、飛行機の乗り継ぎに2時間あったのに、予定していた便には間に合わず、結局、その3時間後の飛行機に変更させられたのは結構きつかった。乗り継ぎの際には3時間ぐらい余裕を見ていたほうが良さそうだ。

現地に到着して、レンタカーを借り、目的地のPhoenix Civic Plazaに向かった。展示用の機材が山のようにあったので、運ぶのも一苦労だ。取り敢えずレジストレーションだけ済まし、ホテルで休むことにした。ここまで来るまでに睡眠が2~3時間程度だったので非常に疲れた。

準備中のSC2003会場

次の日は、一日中、参加のための準備をしていた。ポスターを張り、機材のセッティングだ。力仕事も多かっただけにかなり疲れた。もともと、風邪気味だったせいもあって、すっかり体調を崩してしまったようだ。あまり、無理はしないでおこう。

Posted by Foota at 09:49 | Comments (0)

2003年11月14日

blog

Movable Typeなるものを導入した。巷で噂のblogツールである。明日からアメリカの学会に行かねばならないというのにこんな事している暇はなさそうだが、それができるほど導入が簡単なのだ。手順に沿ってインストールして、テンプレートをちょこっといじってそれで終わり。あとは、ひたすら書きたいことを書くだけ。今まで、手書きでHTMLファイルをいじっていたのに比べると雲泥の差だ。楽チン、楽チン。

取り合えず、今日はプレゼンの準備だ。相手に伝えたい事を如何に的確に話すかが重要なんだけど、それって結構大変なんだよね。何度も推敲して仕上げることになる。

Posted by Foota at 08:19 | Comments (2)

何度も推敲するには、アメリカ行ってから仕上げるしかないんですが。

Posted by: Foota at 2003年11月14日 15:02

取り合えず、無事に終わりました。

Posted by: Foota at 2003年11月28日 10:51