2004年08月04日

錯視

視覚における錯覚のことを錯視という。そして、インターネットの普及に伴い錯視をテーマにしたサイトがいくつか公開されている。その中で私がもっとも気に入っている画像の一つが「Checkershadow Illusion」だ。AとBの文字の書かれたタイルの色合いは全く同じものなのだが、どう見てもAのタイルの方が濃い色に見える。

また、「北岡明佳の錯視のページ」というサイトがあるのだが、これも面白い。どの絵も目の錯覚からあたかも動いているように見える。

変わったところでは、「Look for the changes that occur very slowly in these pictures!」というサイトがある。一見するとただの静止画のように見えるが、注意深く見てみると一部が変化しているのだ。しかし、その変化になかなか気がつかない。

これらを見ていると、人間の目というものが本当に当てにならないものであることがよく分かる。

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2000年06月18日

歌舞伎の楽しさ

久々に歌舞伎座へ歌舞伎を観に行った。六月大歌舞伎の夜の部で、演目は義賢最期、道行恋苧環、縮屋新助の三つである。以前に義賢最期は観たことがあるのだが、何でも仁左衛門(孝夫)の義賢が凄く良いというので行ったのだ。毎度の事だが、動きの静かな退屈な場面では眠くなる。しかし、派手な立ち回りになるとやはり楽しい。

私は、歌舞伎は日本版ミュージカルのようなものだと思う。劇としてのリアルさはあまりなく形式美が尊重されるようだし、人物や背景には日本的で煌びやかな美しさがあるように感じられるからだ。

ここまで読んで、あんたはわかっていないと言われるかもしれないが、それはその通りだろう。私の歌舞伎についての知識は素人同然なので、何がどう楽しかったり、どこがどのように美しいのかなどと尋ねられてもうまく答えられない。ここでは、素人が素人なりに感じたことを述べたまでなので、そこのところはお間違えないようお願いしたい。

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