2000年06月18日

歌舞伎の楽しさ

久々に歌舞伎座へ歌舞伎を観に行った。六月大歌舞伎の夜の部で、演目は義賢最期、道行恋苧環、縮屋新助の三つである。以前に義賢最期は観たことがあるのだが、何でも仁左衛門(孝夫)の義賢が凄く良いというので行ったのだ。毎度の事だが、動きの静かな退屈な場面では眠くなる。しかし、派手な立ち回りになるとやはり楽しい。

私は、歌舞伎は日本版ミュージカルのようなものだと思う。劇としてのリアルさはあまりなく形式美が尊重されるようだし、人物や背景には日本的で煌びやかな美しさがあるように感じられるからだ。

ここまで読んで、あんたはわかっていないと言われるかもしれないが、それはその通りだろう。私の歌舞伎についての知識は素人同然なので、何がどう楽しかったり、どこがどのように美しいのかなどと尋ねられてもうまく答えられない。ここでは、素人が素人なりに感じたことを述べたまでなので、そこのところはお間違えないようお願いしたい。

Posted by Foota at 2000年06月18日 00:00
Comments