2000年06月05日

TRPGの復活

中学生の頃からの友人の結婚式に出席した。その頃に一緒に遊んでいた仲間全員が久々に揃ったということもあって会話も弾んだ。えっ? 何の遊び仲間かって? それは、TRPGの遊び仲間である。

TRPGと聞いても、何の事だか分からないかもしれないが、RPGなら知っている人も多いだろう。テレビゲームなどでお馴染みのドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどのロールプレイングゲームの略称だ。では、TRPGのTとは何か? これはテーブルトークの略であり、TRPGとは、数人の参加者がテーブルを囲み、紙とペン、それにいくつかのサイコロを使って、決められたルールに沿って、会話により進行する知的ゲームのことである。そして、このTRPGこそが今日よく見かけるテレビゲームなどのRPG(いわゆるコンピュータRPG)の元祖なのである。

もともと、RPGと言えば、TRPGを指すものであった。しかし、日本ではコンピュータ上で行うRPGが爆発的に普及したので、RPGと言えば、コンピュータRPGを指すようになってしまった。別にこのこと自体を非難するつもりはないが、本当の意味でのRPGの楽しさがさほど普及しなかったのは残念なことである。

ここでは、TRPGについて、これ以上は説明しないが、結婚式に出席した友人の一人から、「馬場秀和ライブラリ」というウェブサイトの「馬場秀和のRPGコラム」というコーナーについて教えてもらったので、興味を持った方は是非そちらを読んで欲しい。ここには自分が感じていたRPGについて大変よく書かれており、共感できるところが多数見受けられた。これを読んでいたら、久々にTPRGをプレイしたくなってしまったのも事実である。

Posted by Foota at 2000年06月05日 00:00
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