2004年06月25日

あいうえおの本

来月の7月に3歳になるうちの娘は、この頃、文字を読むことに執心している。少し前まではひらがなだけを読んでいたのだが、最近ではカタカナと一緒にアルファベットも読む。親が教えているわけではないので、多分、通っている保育園で教えてもらっているのだろう。

そこで、しばらく前に娘へ安野光雅の「あいうえおの本」を与えた。甚く気に入ったようで、しょっちゅう一緒に読んでくれとせがまれる。本の内容について少し述べると、見開きの左側に美しくかたどった木彫り調のひらがなが描かれており、右側にそのかなに関係する図柄がこれまた上品に描かれているのだ。

実を云えば、私が幼いときに読んでとても印象深く心に残った本でもあるのだ。木目の美しさは時代を超えた美しさである。悠久の時が木目を刻むわけであるから、それも尤もなのだろう。

そして今、手元に安野光雅の「ABCの本」がある。娘のために購入したのだが、アルファベットに興味を持っている今このときに渡すべきなのか、7月の誕生日に渡すべきなのか迷っている。どうするかなぁ。

Posted by Foota at 00:44 | Comments (1)

ABCの本については、結局、誕生日の今日、渡しました。喜んでもらえたようです。

Posted by: Foota at 2004年07月16日 22:35

2004年06月07日

C++言語の良書

少しコーディングから離れていたりすると、無性にC++のプログラミングがしたくなるときがある。それは、研究のためでも、趣味のためでも構わない。そして、そのようなときに自分を支えてくれる良書がある。今回はそれらのいくつかを紹介する。

プログラミング言語C++第3版
著者はC++の開発者であるBjarne Stroustrupで、C++のバイブル的な解説書。
ISO/IEC 14882:2003
C++の規格書。英語が読めるなら「プログラミング言語C++第3版」よりこちらのほうが良さそう。
Effective C++
C++のプログラミングを行う上で、必要な事柄が載っている。必携。
More Effective C++
Effective C++の続編。より深くC++を扱えるようになるだろう。
Effective STL
Effective C++のSTL版。STLを使うのであれば必読だ。
Modern C++ Design
テンプレートを用いた効果的な設計方法が、この本に書かれている。
オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン
オブジェクト指向プログラミングにおけるデザインパターンのための良書。オブジェクト指向によるソフトウェア設計をするなら必読。

これらの書籍を理解すれば、あとは必要なときにウェブによる検索やオンラインヘルプで十分事足りる。

Posted by Foota at 20:11 | Comments (0)