来月の7月に3歳になるうちの娘は、この頃、文字を読むことに執心している。少し前まではひらがなだけを読んでいたのだが、最近ではカタカナと一緒にアルファベットも読む。親が教えているわけではないので、多分、通っている保育園で教えてもらっているのだろう。
そこで、しばらく前に娘へ安野光雅の「あいうえおの本」を与えた。甚く気に入ったようで、しょっちゅう一緒に読んでくれとせがまれる。本の内容について少し述べると、見開きの左側に美しくかたどった木彫り調のひらがなが描かれており、右側にそのかなに関係する図柄がこれまた上品に描かれているのだ。
実を云えば、私が幼いときに読んでとても印象深く心に残った本でもあるのだ。木目の美しさは時代を超えた美しさである。悠久の時が木目を刻むわけであるから、それも尤もなのだろう。
そして今、手元に安野光雅の「ABCの本」がある。娘のために購入したのだが、アルファベットに興味を持っている今このときに渡すべきなのか、7月の誕生日に渡すべきなのか迷っている。どうするかなぁ。
少しコーディングから離れていたりすると、無性にC++のプログラミングがしたくなるときがある。それは、研究のためでも、趣味のためでも構わない。そして、そのようなときに自分を支えてくれる良書がある。今回はそれらのいくつかを紹介する。
これらの書籍を理解すれば、あとは必要なときにウェブによる検索やオンラインヘルプで十分事足りる。
ABCの本については、結局、誕生日の今日、渡しました。喜んでもらえたようです。
Posted by: Foota at 2004年07月16日 22:35