2002年09月09日

余ったPCにはLinux

先日、家で余っていたPCにLinuxを入れた。普段の研究などでは毎日のようにUnix(含Linux)を使っているのだが、自分でインストールしたことはなかった。そこで、自分の使う道具についてもっと理解しようと思い、家に余っていたPCに入れてみたのだ。いろいろとお遊びにも使えるしね。因みに、PCのスペックだが、CPUにPentiumPro 200MHz、メモリが64MB、HDDは2GB+2GBのトータル4GBである。今となっては何世代も前のスペックだろう。

インストールしたLinuxは、Debian GNU/Linux 3.0 (Woody)である。世界的な標準から行けば、RedHatになるのだろうが、つい先日、新しいバージョンがリリースされたばかりであり、また、知り合いからもDebianの良さを聞かされていたので、Debianを入れることにしたのだ。まあ、もっとも大きい理由は最新の雑誌にCDが付いていたからなんだけどね。

因みに、CNET Japan『暴露されたLinux開発者の私生活』(元記事はFLOSSの報告書)によると、オープンソース・ソフトウェア開発者がもっとも好むディストリビューションはDebianで、実に48%が支持しているらしい。2位のRedHat(13.8%)を大きく引き離している。

さて、Debianを実際にインストールしてみたが、とても簡単であった。Xの設定にちょっと手間取ったくらいで、あとはまったく問題がなかった。昔に比べたら楽になったように思う。もっとも、私はPC Linux構築の経験が豊富なわけじゃないから、どのくらい前からこんなに楽になったかはよく知らないが。

そして、構築したPCは今日も元気に稼動している。gcc-3.2あたりを入れて、いろいろとコードを書き書きコンパイルなどしつつ、科学計算をさせたり、cvsでバージョン管理してみたり、sshでどのPCからも入れるようにしておいたりと、なかなかのおもちゃぶりに満足している。

Posted by Foota at 2002年09月09日 00:00
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