2002年02月28日

指輪物語

J. R. R. トールキンの指輪物語(The Lord of the Rings)が映画化された。日本では3月2日から公開される。映画の邦題は『ロード・オブ・ザ・リング』である。

私がこの物語を最初に読んだのはもう10数年も前のことだ。3部からなっており(映画も3部作、今回はその第1部となる)、1部2冊、計6冊にもなる大作だ。今までに3回ほど読み返しただろうか。これは、ホビット族の青年フロドが主人公となり、仲間達とともに、世界を破滅させるだけの力が込められた魔王サウロンの指輪を滅びの亀裂に投げ込んで世界を救うという話である。魔法や妖精などが出てくる正統派エピックファンタジーの古典である。

確かに、ディテールもしっかりしており、トールキンの想像力には感嘆させられるが、一部、冗長なところもあり、日本ではこれが受け入れられるか少々気になっていた。しかし、映画の予告や特集を見る限り、素晴らしい内容に仕上がっているようである。アカデミー賞13部門でノミネートされているというのも、それを裏付けているだろう。

さて、あとはそれを自分の目で確かめるばかりである。

指輪物語
文庫 新版 指輪物語 全9巻セット

Posted by Foota at 2002年02月28日 00:00
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