2001年06月30日

海外出張

ここのところ忙しくて、なかなか随想録の更新ができないでいた。まあ、1ヶ月間もなしのつぶてと言うのもサボりすぎであろうし、久々に更新をすることにした。

実は既に1ヶ月を経過するのだが、5月の終わりから6月の初めにかけて、ヨーロッパへの出張があった。訪れた国はオーストリアとスウェーデンである。仕事先は、それぞれの首都、ウィーンとストックホルムである。

最初は、オーストリアのウィーンについて。この街は、非常に美しいところであった。街並みが統一されている。ウィーンの中心地は、たくさんの店が並んでいるのだが、ファッションなどの専門店が多い。日本でいうところの、銀座のような街なのであろうか。道を歩く女性たちも、モデルのような美人が多かった。ウィーンには3日間いたのだが、3日目に時間を取ることができたので、ウィーン大学まで足を伸ばしてみた。泊まっていたホテルから歩いて30~40分ほどであろうか。ただ、かなり道に迷ったので、数時間も歩きっぱなしであった。中に入ってみると、中庭に緑があり美しく、ゆったりとした雰囲気がある。ここでなら、雑念にとらわれずに研究ができるのではないかと思える。

さて、次に訪れたところは、スウェーデンのストックホルムである。ここはノーベル賞で有名なところだ。ノーベル賞を扱った博物館もあって、なかなか面白かった。しかし、この国に入るまでが大変だったのだ。空港の入国手続きで、不審人物にでも思われたのか、根掘り葉掘りいろいろな質問をされた。どこの誰に会うのか、目的は何か、勤めている場所は、上司は誰か、名刺をよこせ、論文を見せろ、等々。まあ、こちらも、目的や行く場所をちゃんと上司から聞いていなかったのもいけなかったかもしれない。「誰に会うのか」「知らない」「目的は何か」「わからない」これじゃ、不審に思われるのはあたりまえか。

まあ、仕事は強行軍であったが、その土地の風土に触れるのは楽しかった。今度は観光で行きたいものだ。

Posted by Foota at 2001年06月30日 00:00
Comments