2001年04月30日

仮想世界に住んでみる

今回はネットワークゲームの話である。ゲームと聞いて、「何だ、ただのお遊びか」と思うなかれ。今のネットワークゲームは大変に発達している。まあ、お遊びの面が大きいことは間違いないのだが。

私は現在、EverQuestというネットワークRPGをプレイしている。このゲーム自体は、アメリカで2年ほど前に発売されたものだ。しかし、今でも大変に盛況であり、プレイヤーも増え続けている。それはなぜか。面白いからである。では、何故面白いのか?

たいていのゲームは、一度やってしまうと飽きてしまうものだし、ほとんどは1ヶ月もすれば止めてしまう。それは、もう先が知れてしまっているからだ。いくらよくできているゲームでも、プログラミングされている以上のことはできない。しかし、ネットワークゲームなら、そんなことはない。画面に映っている先には人がいる。そう、人と人とのコミュニケートが世界を無限に広げているのだ。

さて、先ほどのEverQuestについて、少しばかり紹介しよう。このゲームは、いわゆる剣と魔法の世界を基本としたRPGであり(家庭用ゲーム機などでお馴染みのドラゴンクエストやファイナルファンタジーのような世界を考えていただければわかりやすいだろう)、フルポリゴンの3Dで世界を表現している。この世界にはたくさんの町や、様々な人種、宗教、職業などがあり、町の外には狼や熊といった動物から、巨人や竜、果ては世界に君臨する神々までもが存在する。この世界をプレイヤーは自由に生きることができるのだ。ほかの人たちと競い合ったり、協力したりできる。冒険するだけでなく、料理をしたり、釣りをしたりすることだってできるのだ。

これを聞いて、面白そうだとは思わないだろうか? 私は大変面白そうだと思い、そして、実際にプレイして大変面白い。世界中がネットワークで繋がっているので、いろいろな国の人たちとリアルタイムでコミュニケーションが取れることだけでも、大変興奮する。もちろん世界中の人たちと話すには簡単な英会話程度はできる必要はあるのだが。

これを読んで、興味を持った方、是非プレイしてみてはいかがだろう。あなたにとってまったく新しい世界が得られるかもしれない。

Posted by Foota at 2001年04月30日 00:00
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