2001年01月28日

私は首都圏に住んでいるが、数年ぶりにまとまった大雪が降った。この雪で、数百人の負傷者が出たようだ。首都圏に住む人たちは雪に不慣れなのである。

ところで、私は雪が降るとワクワクする。子供の頃からそうだ。雪に対して、苦労していないからであろう。雪国で育った知り合いに聞くと、雪を見ただけで気分が鬱になるそうだ。雪を見て喜ぶ人たちが信じられないという。

確かに生まれ育った場所によって感じ方は随分と違うだろう。ずっと首都圏に住んでいる私は、雪に対して雪だるまや雪合戦などのような楽しいイメージを持っている。それ以上に、雪の持っている美しさに惹かれている。それは、雪の白さが綺麗だというだけではなく、何よりも、雪の結晶の神秘性に感嘆の念の覚えるのである。

雪の降った次の日、日中の気温は摂氏10度ほどに上がった。屋根に積もった雪が溶けて地面に落ち、その地響きの大きさに驚いた。今度の雪はこれで終わり。首都圏の雪の寿命は短いのである。

Posted by Foota at 2001年01月28日 00:00
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