随想録 2000年3月


3月31日 ネットワークの利用はいつから?

私が初めてネットワークに触れたのは1992年である。そのころは草の根BBSとかNIFTY-Serve(現@nifty)やPC-VAN(現BIGLOBE)などの商用ネットワークが勢いを増していた時期である。当時最新の2400bpsのモデムで初めて外部のネットワークにつながったときには感動した。

インターネットを利用し始めたのは1994年で、電子メールアカウントも手に入れたが、知り合いで電子メールを持っているのがいなかったので全然使えなかった(笑)。その頃は、まだASAHI.COMやYAHOOなどは使えず、WWWサイトもほとんどないような状態であった。そう言えばNetscapeの姿もなく、InternetExplorerなんて考えもできなかった。

それが今ではインターネット全盛である。インターネット自体をはやりものだと考える向きもあるようだが、それは間違いであろう。インターネットはだんだんと成長してきたのであり、それが今になってやっと多くの人に認知されただけに過ぎない。

いずれにしろ、以前からネットワークを利用してきた私にとっては、今の状況はとても嬉しく思っている。

3月19日 FUTATSUGI.NET

先日、自分専用のドメイン名を取得した。そこで、このドメイン名でウェブサイトを運用しようと思い、サーチエンジン等を利用してバーチャルドメインサービスを行っているサイトを探してみた。サイトはいくつも見つかったがその中で月2000円(年契約だと20000円)という低料金でウェブページに100MB、メールアカウントに10MBを利用でき、しかもTelnetサービスも使えるさくらインターネットを利用することに決めた。

ただ、厄介なのは自分自身でドメイン名を取得した場合、バーチャルドメインサービスを契約しても自分のドメイン名がすぐに使えるようにならない点である。まず、このドメイン名を登録したレジストラ(ドメイン登録会社。たとえばNetwork Solutionsなど)にドメインネームサーバの変更を知らせなければならない。レジストラに自分自身で登録申請した場合、最初から最後まで自分でその作業を行わなければならないが、私の場合はドメイン名取得代行サービスを利用したので、その取得代行サービス会社(CPI)に変更を頼んで面倒な作業は一切行わずに済んだ。

ドメインネームサーバの変更は数日で完了する。これで晴れて自分専用のドメイン名が使えるわけである。



Copyright (C) Noriyuki Futatsugi/Foota Software, Japan.
All rights reserved.
d2VibWFzdGVyQGZ1dGF0c3VnaS5uZXQ=